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  • 執筆者の写真KYOHEI ISHIKAWA

僕の好きなカレー屋


僕の好きなカレー屋は... あらゆるリスクを背負ってでも、毎年インドに通う。

お店を休みにしてでも。もちろん、その間だって賃料はかかるし、収入だって減るだろう。お客さんだって、そう待ってはくれない。ちょっと考えただけでも、さまざまなリスクがまだまだあるだろうが、それでも毎年現地に行くみたいだ。

僕もまた... あらゆるリスクを背負い、完全にインド貧乏w であっても、毎年マイソールに学びに行くことを優先してやってきた。

そして、かれこれ7度目のインドが来週から始まる。

ヨガについて、インターネットや本やDVDなどでいろんな情報が入ってくるが、いくら本を読んで学んでも、実践がなければ何もならないし、いくら最新の情報が入っても、自分で確かめないとわからない。結局、実践し、自分で探らないと、蓋を開けたら... 空っぽ!なんてこともあるのだろう。

ヨガインストラクター、いわゆる、みんなの前でインストラクションをしているだけの人たちは、インターネットで調べて、それなりのことを言って、ある程度、身体が柔軟であれば仕事ができちゃうみたいな世界だけど。そして、外見が良ければ◎みたいなw 本当はそんな表面的な世界ではない!だから、毎日練習をするし、毎年の数ヶ月はインドに行くのである。いまどきいまさら、マニュアル通りに喋って、動いて、そして、参加する人は、その動きを真似るみたいなことをしていても、お互いあまり効果はないような気がします。そんなことは、そのうちAIがやってくれるでしょう。

余談はさておき、なぜ僕は現地に学びにいくか、それはやっぱ「生」で感じたいからだ。これから先、それはますます重要になってくるだろう。情報は溢れ、インターネットでは、本では、DVDでは、本当のことは学べない。そもそも感じない... マイソールクラスに参加したことある方なら分かると思うが、あの「空気がアジャストしてくれる」感覚、インド期間中以外は宅練の僕にとって、年の数ヶ月、自分の師のもとへ出向き「生」でそれを感じなきゃいけない。というか感じたい。でなければ、何も僕は伝えることができない。

今シーズンも師から大切な事を学ぶ。だから、いま、こんなことを書いているのだと思う。そして、学んだことを伝える楽しさを覚えてしまったからこそ、勝手にみんなを代表して学んでくる気にもなっている。

今回もまた、前回の帰国からできてしまった感覚というか常識みたいなものを一度ぶっ壊して、けして傲慢にならず、インドを受け入れ、食事を節制し、身体を鍛え、そして、感覚を研ぎ澄まし、また新しい感覚を発見したいと思う。創って壊して、創って壊して、まるでシヴァ神だ。

そして、意識の方へ 意識の分だけ いこう。みんな ありがとう! Enjoy your journey

左上から時計回り 2011, 2013-2017 in Mysore


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